阪神淡路大震災 20 周年事業

加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸 2015

「Tohoku - Lost, Left, Found」山岸剛写真展

日時:1月10日(土)〜18日(日)
会場:ギャラリーB(1F)
※11日(日)12:00〜 ギャラリートーク

  
2011年3月11日以降、東北地方太平洋沿岸部に季節が変わるごとに足を運び、撮影をくり返しています。
おもに岩手、宮城そして福島の、いわゆる被災地にかぎらない東北の大地で、自然と人工性との力関係を記録しつづけて五年目。
いまだ進行中の未曾有の災厄による、差し迫った東北の「現在」を、東北の「現実」を大型カメラを使った写真によって「報告」いたします。

山岸 剛(やまぎしたけし)
 写真家。建築写真。1976 年川崎市生まれ。1998 年早稲田大学政治経済学部卒業。2001 年早稲田大学芸術学校空間映像科卒業。人工性の結晶としての「建築」と、それが対峙する「自然」との力関係を主題とするものとしての「建築写真」を制作する。2010-11年、日本建築学会会誌「建築雑誌」編集委員。2014年、第14回ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展日本館チーム。 個展に「Tohoku – Lost, Left, Found」(コニカミノルタギャラリー、2014年)他。 著書に「井上剛宏作庭集景をつくる」(鹿島出版会、2014年)、「映画空間400選」(共著、LIXIL出版、2011年)、「物質試行49-鈴木了二作品集1973-2007」(共著、INAX出版、2007年)他。