阪神淡路大震災 20 周年事業

加川広重 巨大絵画が繋ぐ東北と神戸 2015

「震災に向き合う表現 ー大地と記憶ー」(シンポジウム)

日時:1月11日(日)15:30〜18:00
会場:KIITOホール(1F)
パネリスト:五十嵐太郎、宮本佳明、山内宏泰  
モデレーター:槻橋修


パネリスト:五十嵐太郎、宮本佳明、山内宏泰  
モデレーター:槻橋修

大災害によって傷ついた社会において建築、美術になにが可能か。震災に向き合う表現の可能性について考えます。

五十嵐 太郎
1967年生まれ。建築史・建築批評家。1992年、東京大学大学院修士課程修了。博士(工学)。現在、東北大学大学院教授。あいちトリエンナーレ2013芸術監督、第11回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展日本館コミッショナー、「戦後日本住宅伝説」展(埼玉県立近代美術館他巡回)の監修、「311以降の建築」展(金沢21世紀美術館)のゲストキュレータを務める。第64回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。『被災地を歩きながら考えたこと』(みすず書房)ほか著書多数。

宮本 佳明 
建築家、大阪市立大学大学院工学研究科兼都市研究プラザ教授。兵庫県生まれ、東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。1996年第6回ヴェネツィアビエンナーレ建築展(共同作品)金獅子賞。1998年「『ゼンカイ』ハウス」でJCDデザイン賞ジャン・ヌーベル賞、JIA新人賞。2007年「クローバーハウス」で日本建築家協会賞。2008年「『ハンカイ』ハウス」でJCDデザイン賞金賞。2012年「澄心寺庫裏」で日本建築学会作品選奨。主著に『環境ノイズを読み、風景をつくる。』(彰国社)、『Katsuhiro Miyamoto』(Libria)。

山内 宏泰
S46年宮城県石巻市生まれ。気仙沼市在住。H6年よりリアス・アーク美術館学芸員(現在学芸係長)。専門は美術教育、現代美術、地域文化。H23~24年、気仙沼市・南三陸町震災被害調査記録担当。同館常設展示「東日本大震災の記録と津波の災害史」編集/平成24~26年度国立歴史民俗博物館共同研究員。著書に『砂の城』(近代文芸社)。